境内と周辺施設を巡る
天神山緑地内と境内の案内図
天神山緑地
札幌市平岸地区にある、標高89mの緑地です。開拓時代からの豊かな自然が残されている広大なエリアで、春には梅や桜の花が、初夏には藤が咲き、1年を通して四季を楽しむことができます。
周りは住宅地に囲まれていますが、ここは別世界。高台から札幌の景色や藻岩山を一望することができます。
緑地内では、散歩や運動を楽しむ地域住民の姿が多く見られます。
太平山三吉神社・平岸天満宮
昭和50年代後半に秋田の三吉神社を設立する際に太宰府天満宮からのご分霊を天神山に祀った平岸天満宮を合祀したため、一つの神社に二つの名前がある神社となりました。古くから「勝利成功・事業繁盛の神様」「学問の神様」として地域市民に親しまれ、新年には多くの参拝者で境内が賑わいます。また、春には「春季例祭」が開催されています。
本殿
地下鉄澄川駅から平岸街道を北進し、道路沿い左手に森が現れます。その森の中にたたずむ鳥居を潜り、石段を登ると、この拝殿が鎮座しています。
二つ社が一つになったため、二つの名前がある珍しい神社であるほか、さらに日本各地の十二の霊山の神々も祀られております。「合格のパワースポット」ともされており、受験生たちの願いが詰まった多くの絵馬が奉納されています。
舞殿
鳥居を抜けてすぐ隣にある立派な建物がこの舞殿です。
通常は扉が閉ざされた状態ですが、春季例祭ではここ舞殿で、「蘭稜王」や「浦安の舞」など様々な雅楽の伴奏で舞う舞楽・神楽が奉納されます。
社務所
神社の事務所としての役割を果たす場所です。神職が常駐しております。
お守りやお札、おみくじなども取り扱っており、厄払いや祈祷のお申込みもこちらで受け付けています。
天神山稲荷神社
来た参道と逆に、交通量の多い方向へ進むと、境内末社である天神山稲荷神社があります。
比較的に新しく綺麗な神社です。
さっぽろ天神山アートスタジオ
天神山緑地内にある、札幌市の文化芸術施設です。国際的なアーティストの滞在・創作の場として2014年にオープンしました。アーティスト・イン・レジデンスを行う滞在スタジオが13室、一般の方々による会議やワークショップなどで使用する交流スタジオが3室、そして天神山緑地の無料休憩所としての公共スペースを備えており、地域住民の憩いの場となっております。
日本庭園
日本庭園は世界中からアーティストが集まる天神山アートスタジオのすぐ隣にあり、天神山緑地に欠かせない要素の一つです。四季折々の日本的な庭園景色を楽しめるほか、小さな滝が流れ、静かで奥ゆかしい日本の雰囲気を伝えています。
展望テラス
標高89mの高台にある展望テラス。藻岩山など自然はもちろん、住宅地に囲まれているため札幌市の景色を一望することができます。望遠鏡などを使うと札幌市の中心部までも見ることができます。
春には桜の木々を展望し、夜には札幌の街の夜景を楽しむことができる、人気のデートスポットでもあります。
相馬神社
標高89mの高台に鎮座する、天神山緑地内のもう一つの神社です。
鳥居を潜ってから坂道を進んでいくと、樹齢300年ほどの大きな御神木がお迎えしてくれます。
相馬神社から太平山三吉神社・平岸天満宮まで少し離れているため、緑地内を散策しながら二つの神社を巡るのが人気の散策コースとなっています。
- 神社名
- 平岸天満宮・太平山三吉神社
- 所在地
- 〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条16丁目3-2
- 電話/FAX
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- TEL 011-831-3789 (※お電話が繋がらない場合は、お問合せフォームまで)
- FAX 011-841-3456
- 受付時間
- 9:00〜17:00
- 休業日
- 不定休
- アクセス
- 地下鉄南北線 南平岸駅/澄川駅より 徒歩10分