メンバー大募集

太平山三吉神社・平岸天満宮では、雅楽部の人員を募集しています。
基礎から練習を重ね、当神社の春季例大祭奉納雅楽など
発表の機会を設けていきます。
現在、子供から大人まで幅広く募集しております。
性別は不問です。

募集要項

会費
500円
練習日
月2回(不定期開催)
場所
社務所
募集対象
年齢・性別不問
体力がなくても、雅楽に興味がある方は大歓迎!

千年の時を越えて、
今も受け継がれている雅楽。
見たい、知りたい、やってみたい
あなたのために!
子どもも大人も楽しめる雅楽を
一緒に学んでみませんか?

幅広い年齢層!!

小さいお子さんから大人まで、幅広い年齢層の方が活躍できます。

経験不問!!

雅楽の経験・巧拙は問いません。雅楽に興味があり、参加してみたい!新しいことを始めたい!という方。

雅楽に興味のある方!!

雅楽の演舞や雰囲気が好きで、是非挑戦・経験してみたい方をお待ちしております!

お申込およびお問合わせは、メールもしくはお電話にて太平山三吉神社・平岸天満宮へご連絡くださいませ。

太平山三吉神社・平岸天満宮 雅楽部とは・・・

太平山三吉神社・平岸天満宮では日本古来の文化継承の一環として雅楽部を創設しています。年齢、性別を問わず皆で日本の優れた芸能である雅楽の演奏技術を修練し合奏を楽しんでいます。また、毎年の春季例大祭に境内にある舞殿にて舞楽の奉奏を行っています。

雅楽ががくって??

雅楽とは、古典音楽の一つです。日本古来の儀式音楽や舞踊などと、仏教伝来の飛鳥時代から平安時代初めにかけての400年間あまりの間に、中国大陸や朝鮮半島から伝えられた音楽や舞、そして平安時代に日本独自の様式に整えられた音楽などです。 奈良時代・平安時代から、雅楽の演奏は宮廷は勿論、寺院や神社において盛んに演奏されました。

太平山三吉神社・平岸天満宮 雅楽部

陵王(りょうおう)

支那の北斎の若い美貌の王子が仮面をつけて、賊軍を討破した目出度い舞楽として、神前に奉納される。尚、北方印度の宗教楽である「龍王の歓喜」の一部であろうとも言われて龍面を戴き「羅陵王」とも言う。

浦安舞(うらやすのまい)

皇紀二千六百年(昭和十五年)に其の奉祝会が全国神社に奉納すべく謹制した新神楽であって、世界の平和を祈る意と拝せられる昭和天皇御制 「天地の神にぞ祈る 朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」に宮内省楽長が按舞作曲したもので扇舞と鈴舞に分かれて四人又は二人で舞われる。

其 駒(そのこま)

毎年の年の暮に、宮中で皇室の安泰と国民の繁栄を祈る為に、一晩中、神前で奏せられる御神楽(みかぐら)の最後の曲であって、歌詞は神秘的であるが、恐らく奉仕した神馬に草、水を与え労る意と解せられている。人長(舞人)の榊の輪は神鏡である。

還城楽(げんじょうらく)

支那の玄宗皇帝が凱旋し帰城した目出度い舞として神前に奉納される。尚、支那の北西の西域地方の、蛇を食する種族が蛇を見て歓喜する有様を模したものではないかとも言われ「見蛇楽」とも言われている。

菅 方(伴奏者)

楽器について

雅楽部では9種類の楽器を使い、基本的に楽器を触れるところから始めます。
楽器に触れ、音を出す練習を行い、譜面を覚える。
普段触れることのない、日本古来の楽器に触れることができます。

鞨鼓(かっこ)は雅楽の三鼓(三種類の太鼓)の一つで、両杖鼓とも呼ばれる打物です。管絃の合奏や左方の舞で、演奏の速度を決めたり、終わりの合図をする役を担っています。

楽太鼓(がくだいこ)は雅楽の三鼓の一つ、釣太鼓ともいう打物です。上方に金属の火焔飾りを立てた円形の木枠に彩色を施した太鼓を釣り下げたもので、雅楽の管絃の演奏に用いられます。

鉦鼓(しょうこ)は雅楽の三鼓の一つで、金属製の打物です。上方に金属の火焔飾りを立てた円形木の枠に、直径15cmのへりのある皿形の青銅器が紐で吊り下げてあります。演奏は、青銅製の皿形内側を二本の長い桴で打ちます。

笙(しょう)は雅楽の合奏で背景の響きをつくる役割を担っています。5~6つの音を同時に鳴らすことで和音を奏でる、特徴的な楽器です。

楽箏(がくそう)の起源は中国(宋の時代)から伝わったといわれています。25絃の瑟(しつ)を2つにしたものと記されています。

和琴(わごん)は、別名「やまとごと」、「あずまごと」などともよばれ、倭琴、日本琴とも書かれます。起源は上代に遡るといわれる日本固有の絃楽器です。

篳篥(ひちりき)は雅楽で主旋律を演奏する楽器です。ダブルリードのような形状をした廬舌(ろぜつ)で演奏する楽器です。乾燥した葦(あし)の茎から製作した盧舌はリードと呼ばれ、管の上部に差し込んで演奏します。

龍笛(りゅうてき)は雅楽の唐楽の演奏に使われる横笛です。龍笛は主旋律の篳篥をなぞりながら飾り、彩る役目といえます。その音色は、天と地の間を行き交う「龍の鳴き声」を表しているとされ、軽やかで迫力のある音色が魅力です。

楽琵琶(がくびわ)は雅楽合奏に使われるリュート属の弦鳴楽器。雅楽琵琶とも言います。全長3尺5寸(約 106cm)。曲頸で、他の琵琶に比べ大型であるが、頸部が短い。4弦4柱。日本には8世紀初め、中国より他の雅楽器とともに伝来しました。